さくたろうのぶろぐ

2年間大学を休学し、長崎県の離島・対馬で地域づくりのお仕事をしてきた。現在はただの大学生となったさくたろうのぶろぐ。おいしいものが好き。

スペイン・サンセバスチャンより、現地最速レポート!

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 おはようございます!

スペインはサンセバスチャンより、現地最速レポートをお伝えします!

 

一枚目の写真はスペイン・バルセロナです!サグラダファミリア!サクラバファミリア!w

現在はスペイン北東部、フランスとの国境に位置する町・サンセバスチャンに滞在しております!

 

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 バルセロナはスペインの右のほうです、地中海に面しています。

サンセバスチャンは地図の青い丸の地点です!

サンセバスチャンへはバルセロナより夜行バスに乗って、8時間ほどかけて来ました!

 

さてさて、今日(10月4日)でサンセバスチャンの滞在は4日目(本日最終日!明日はオランダへの移動日!)になります。
スペイン一人旅は6日目、静岡のアパートを出てから14日が過ぎました。

 

最初の一週間はツアーだったので、

 

「みんな一緒で楽しいな!るんるん♪」

 

って感じで楽しんでいましたが、一人旅になってからというものの、、、

 

「寂しいいいいいいいいいいいいよおおおおおおおおおおお!!
そろそろ日本が恋しいよおおおおおおおおおおおおおおおおお!
うわあああああああああああああああああああああんんん!」

 

って気持ちになる時があります。

かっこつけて「一人旅してくるぜっ☆」なんて言っていた出発前の自分に、このブログの記事を見せてやりたい。そして、こう言い放つ!

 

「寂しがり屋のうさぎちゃんには一人旅なんて無理だぜ。うさぎちゃんは寂しすぎると死んじゃうんだろ?…うさぎちゃん?いやいや、君の場合はうさぎちゃんってよりも、、、子豚ちゃんだな!!!!wふははははははははははははははははは!!!」

 


…気を取り直します。

 

①なぜ、サンセバスチャン!?
僕がサンセバスチャンを知ったのは対馬にいた頃でした。
一緒に働いていた地域おこし協力隊の方が紹介してくださったこの本を読んだのがきっかけです。

 

「人口18万の街がどうして美食世界一になれたのか ースペイン サンセバスチャンの奇跡」

高城剛

www.amazon.co.jp

 

静岡大学の農業環境演習や、対馬集落支援員として様々な「地域」と関わってきた中で、僕自身は「食」を通してその地域の魅力を知ってきたつもりです。
その土地で獲れた・採れたものを、その土地に暮らす人に料理してもらって、その土地でいただく。
とってもおいしくて、楽しくて。でも、生産現場の実情を聞いてみると明るい話ばかりではなくて。

 

昔と比べて魚の獲れる量が減ってしまった、
売り上げから種や肥料、資材、運搬の費用を差し引くと、残るのはこれだけ

一次産業は簡単なものではない
生計を立てるのが大変だ

 

という話を何度も聞かせていただきました。

もちろん、
「もっと上手に経営すればいいじゃないか!」
と言ってしまえばそれまでの話なのですが、そうして全ての責任を生産の現場に負わせてしまっていいのでしょうか?

 

僕は、食べる側の人たち、つまり消費者にだって責任はあると思います。
「安いものがいい!それでいておいしければ尚よい!!」
そう考えてしまうのは自然なことだとは思います。
(僕だって、安くておいしければついついそっちに飛びついてしまうもの!)
でもでも、そういった考え方が、生産の現場にしわ寄せとしていってしまうのであれば、ただただ安いことを手放しに喜んではいられない。

 

では一体、どうすればこういった現状を改善できるのか。
その解決の糸口になり得るのが「食」なのではないかと、僕は思っています。

おいしく、楽しく、良い方向に進められたら最高じゃないですか!

 

で、食というキーワードでアンテナを張っていた時に教えていただいた高城剛さんの著書。

おいしいおつまみを目当てに、その場所に世界から観光客が集まる!?食がめちゃめちゃ大事にされてて、この地域において重要なモノになっている!?
その地域で獲れる食材を中心としたおつまみ・お酒をおいしく食べながら、楽しむことが地域全体の盛り上がりにつながるってすごい!

実際に行ってみたい!!!!


というのが、ちょっとだけ理屈っぽい理由。
かなりはしょって書いたので、つながりにくい部分があると思いますがそこは勘弁ください!笑


そんな真面目っぽい理由もありつつ、単純に
「うまいつまみとうまい酒、最高じゃん!毎晩食倒れ飲み倒れしちゃおう!!」
という私欲も丸出しでここ、サンセバスチャンに来ました。

 

 

②サンセバスチャンと言えば、、、ピンチョス!!

  

僕がサンセバスチャンで一番楽しみにしていたもの、、、ピンチョスです!

 

◎ピンチョスとは?
ーーーバルで出される小さな料理ピンチョス(単数形はピンチョ)です。
当初はバゲットパンを土台にして玉子焼きや、肉や、魚類を載せて落ちないように楊枝で刺したつまみを一般的にピンチョスと呼んでいたのが、楊枝が使われていないものや小皿料理まで最近はピンチョスと総称するようになってきました。ーーー(高城剛著 「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか ースペイン サン・セバスチャンの奇跡」本文より引用)

 

ここで写真ドーーーン!!

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いやはや、どれもこれもうまいのなんのって!
お店ごとに特色があって、とってもおもしろいのです!

カウンターにずらーーーっと並んでて、見てるだけでも楽しいっ!
しかもこれ、ご覧の通りのサイズ感なので、いくつでも食べれる!
一食あたり5つは余裕で食べることができます。

そして、これが大事なところ。
1,2杯のお酒、2,3個のピンチョスを食べて次のお店に行くことができます!
ジャパニーズハシゴ文化の時短バージョン!
これがいいんですよね!
お店同士でお客を取り合うのではなく、シェアする、その分たくさんのお客さんに来てもらえばいい!って感じ、いいですよねぇ。

 


③食だけじゃない!サンセバスチャン!

 

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サンセバスチャンには、ピンチョスをつまみながら、気軽に飲める「立ち飲み居酒屋」のようなお店が軒を連ねています。
ここに来ている海外の人たちは、昼間から飲みまくり!僕も一緒に飲みまくり!いえい!笑

サンセバスチャンは昔から避暑地としても栄えていたようで、現在もその面影が感じられます。

みんなバカンスに来ているようで、海岸を歩いていると砂浜に寝そべって本を読んでいる人や、ビーチバレーをする人たちなどなど、お休みを満喫する人たちをたくさん見かけます。


昼間はのんびり、夜はバル巡り、、、いいですねぇ!!!

気持ちのいい海岸線のランニング・サイクリングコース、トレーニングジムもあったり、長期のバカンスにはきっと最高の場所なんでしょうね!


はい、これにてサンセバスチャン現地レポートは終了です!
読んでいただき、ありがとうございました!!