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さくたろうのぶろぐ

2年間大学を休学し、長崎県の離島・対馬で地域づくりのお仕事をしてきた。現在はただの大学生となったさくたろうのぶろぐ。おいしいものが好き。

対馬市 外部集落支援員 募集中! ~①外部集落支援員って、何をするの?~

対馬市が島おこし協働隊(地域おこし協力隊)および外部集落支援員の募集を開始しました!

 

こちら、対馬市役所のHPです↓

対馬市島おこし協働隊及び外部集落支援員を募集します:対馬市オフィシャルホームページ

 

自分自身が集落支援員として働いてきた経験を踏まえ、集落支援員の業務の紹介をしてみよう!と思い立ち、ブログを書き始めたらとんでもない文章量になりそうだったため、3部作で構成することにしました。

 

①外部集落支援員って、何をするの?(序章です)

キャリアパスとしての集落支援員(第二章 二つの塔 的な)

対馬で暮らす楽しさ(最終章 王の帰還

※これまで書いてきた記事はスピンオフ作品「ホビットの冒険」的な立ち位置です。 

 

すみません、この記事とロードオブザリングは全く関係ありません。

久しぶりにロードオブザリングを見たいです、アラゴルンかっこいい。

 

ではでは序章、始まりです。

 

①外部集落支援員って、何をするの?

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(写真は上対馬で開催されている「ろうちえん」のみなさまと)

 

まずは、外部集落支援員の名前の由来から。

「外部」からやってきた人材が「対馬の集落を支援する」から外部集落支援員です。

「内部」で集落を支援する「内部集落支援員」さんもいらっしゃいます。

内部集落支援員は地元の方が任命されるものです。

「一般的な集落支援員さん」=「対馬市の内部集落支援員さん」って感じですね。

 

↓こちら、集落支援員の概要を紹介している総務省のHPです。

http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/img/shuraku_panf.pdf

 

対馬市の外部集落支援員は名前は「集落支援員」でも、やっていることは「地域おこし協力隊」とほとんど同じです。

www.iju-join.jp

 

対馬島外の人材が地域に入り込み、対馬のためになる活動をしている」

対馬市における地域おこし協力隊や外部集落支援員については、そのように認識していただければ問題ないかと思います。

 

ではでは、業務の紹介をしていきます。

 

◎外部集落支援員の業務

対馬市役所HP 外部集落支援員募集要項より引用】

対馬市では、対馬市内の地区や小学校区ごとに、地域特有の課題や資源、ニーズ等に応じた「地域づくり計画」を市民参画のワークショップにより作成することに取り組んでいます。地区や校区ごとの個性や資源、課題を抽出し、生活サービスや実践活動における地域間の連携を高めなが ら、各地区や校区特有の計画づくりを目指しています。 集落支援員の皆様には、外部の視点・経験・ネットワーク等により、市民協働の「地域づくり 計画」の作成と、その計画実行に向けた推進コーディネート役を担っていただきます。(引用終わり)

 

ここでは「地域づくり計画」という、集落ごと・小学校区ごとで、そこに住まう住民と市役所職員とが協働して策定が進められている計画の支援に特に焦点が当てられていますが、集落支援員の活動はそれだけに限りません。

対馬で暮らす方々を直接訪ね、お話を聞かせていただき、その中で浮かび上がってきた「魅力」を伸ばし、「課題」を解決していくことが集落支援員の業務ですので、地域づくり計画という枠組み以外でも、「対馬のため」になるのであれば、自身の自由な発想で地域の方々と共に行動を起こしていくことが可能です。

 

僕自身がどのような活動をしてきたのかは、以下のポスターに詳しく書いてあります。

対馬学フォーラムで作成したポスターです)

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僕と同時期に活動していた集落支援員は僕含め5名いまして(現在は4名)、それぞれ「担当分野」が割り振られており、その中でも僕は「産業・担い手」という分野を担当しておりました。

1年目の主な業務は対馬に暮らす方々から話を聞くこと。

産業の中でも特に一次産業(漁師・農家・山師などなど)に従事する方々や、それをサポートする団体(漁協・農協・森林組合など)、一次産品の加工業者の方々にお話を聞きに伺っていました。

ただ単にお話を聞くだけでは分からないこともたくさんありますので、一緒に船に乗って漁へ出たり(僕は船酔いが酷かったのでほとんど寝ていましたが・・・)、畑で作業をしたり、間伐や林業の作業道を作る現場を見に行ったりもしました。一緒にお酒を飲む機会も頻繁にありました。

そのようにして対馬の方々が僕たちに話してくださった「対馬の現状」は、対馬市の総合計画に反映されています。↓

第2次対馬市総合計画を公表します:対馬市オフィシャルホームページ-市の政策

 

 

2年目には、これまでいろいろなことを教えてくださった地元の方々と共に、対馬の魅力を伸ばし、課題を解決していく、ということを中心に取り組んできました。

(僕のやってきたことはポスターに書いてありますので、そちらをご覧ください)

 

ここで、「観光・国際交流」という分野を担当していた同期の集落支援員が、地元の方と共に企画した「日韓交流会」の紹介をします。

 (長崎新聞のURLを掲載しようと思ったのですが、この新聞記事のページがなくなってしまっていたので、文章で紹介します)

 

【以下、長崎新聞 2015年12月18日付 朝刊 県内版より引用】

韓国人観光客と草の根交流

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 近年、急増する韓国人観光客と草の根の交流を深めようと、対馬市厳原町の日韓の商店主らが、対馬国際交流実行委員会を立ち上げ、島民や観光客が気軽に参加できる交流会を開いている。今後は、対馬の風習や文化を分かりやすく伝えるガイドブック作製を目指しており、さらに親交を深めようと意気込んでいる。

 対馬では2011年、韓国・釜山港との定期航路に船舶会社が相次いで参入し3社が競合。「近くて、安く行ける日本」として人気が高まり、昨年度は過去最高の約19万人の韓国人が来島した。

 こうした中、急増する韓国人に戸惑う島民もいる。町づくりを支援する同市の外部集落支援員、楠高幸さん(29)はこの春、市内の商店主にヒアリング調査を実施。「マナーや文化の違いから韓国人にマイナスイメージを持つ島民がいる」「日韓市民が交流できる場所が少ない」-などの意見が寄せられたという。

 このため、楠さんは「互いの文化や風習について、楽しみながら学べる場をつくりたい」と今年5月、対馬で店舗を営む日韓の商店主らと同実行委を発足。これまで、対馬で暮らす日韓市民や韓国人ツアーガイドらを招き交流を重ねてきた。

 12日に対馬市厳原町であった交流会には、韓国語を学ぶ島民や、韓国人観光客ら約20人が参加。浴衣を着て、対馬の郷土料理「いりやき」をつつき、地酒を飲みながら会話を楽しんだ。韓国・済州市から訪れた消防士のヤン・チョンヒョンさん(34)は「文化の違いが面白い。対馬にはまた来たい」と赤ら顔で笑った。

 実行委のメンバーで、島おこしに取り組む鍵本妙子さん(55)は「多くの日本人や韓国の人に異文化に触れる面白さを味わってほしい。交流を通じて対馬のさまざまな魅力に触れてもらいたい」と話した。

 

(引用終了)

 

このように、枠にとらわれることなく、自由な発想と地元の人たちとの強力な連携で活動ができるのも、外部集落支援員の強みではないのかなぁ、と思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?

若干支離滅裂で、具体性に欠けるかなぁ・・・というところはありますが、そこはご愛嬌で!笑

もっと詳しく知りたい!という方はコメントなりくださればその都度お答えします。

 

ではでは、②キャリアパスとしての集落支援員 に続きます。

次回更新まで、しばらくお待ちを・・・。