さくたろうのぶろぐ

2年間大学を休学し、長崎県の離島・対馬で地域づくりのお仕事をしてきた。現在はただの大学生となったさくたろうのぶろぐ。おいしいものが好き。

ブログを更新しよう!アウトプットをしよう!そのためのリハビリからはじめよう!

ひっさびさの更新です。一ヶ月ぶりぐらい!?

(最近は更新するたびにこんなこと言ってるような・・・)

更新の頻度、上げていきたいもんですね!笑

 

今日は他愛もないことをつらつらと。

 

最近の生活はと言えば・・・

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平日は朝から実験をしています。

樹木中に存在する「リグニン」と「セルロース」が結合した「LCC(リグニン-糖複合体)」という化合物の構造解明のために、化学物質の合成を行う毎日です。

昔から理科の授業の科学実験が好きだったので、なかなか楽しみながら研究を進めております!

 

 

ちょこちょこ家飲みもします。

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家飲みのコスパは素晴らしい!笑

 

 

土日は大学の授業・農業環境演習の引率で静岡県富士宮市の農山村へ。

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(後輩が撮ってくれた写真!きれいに撮ってくれてありがとう!)

 

静岡大学農学部で実施されている農業環境演習という授業プログラム。

農業環境教育プロジェクト(こちら、HPになっております。)

 

対馬に行くきっかけとなったこの授業に、僕は大学生活の大半をささげてきました。

復学して、再びこの授業のフィールドである静岡県富士宮市の稲子地区に、ここ最近はほぼ毎週通っております。

 

対馬へ行く前と後で、見える景色がかなり変わりました。

対馬で2年間、「地域」の一員として暮らした中で身についた

「地域で暮らす人の視点」

曲がりなりにも公務員として、市役所に籍を置いて働いてきた中で身についた

「行政の視点」

 

その上で、自身に何ができるのかなぁ。

実習へ行くたびに考えさせられます。

 

リハビリ一発目、おしまい!

松本英揮さんが世界を語る、「地球のスライドショー」に参加してきた

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めーっちゃ久々のブログ更新です。

さぼりすぎました。

 

もう7月ですね。

今日の静岡はもう夏の陽気でした。

自転車で走ってても、風がさわやかではなく、ただただ暑い!

 

はい、昨日はですね、静岡市の番町市民活動センターで開催された

松本英揮講演会 地球のスライドショー」に行ってきました。

 

松本英揮さんはこんな方です↓

(HPURL)松本英揮のホームページ! !

 

「旅するエコロジスト」ということで、全世界を自転車で駆け巡りながら、マスメディアの報道では知ることのできない「各国の今」を現地の人との関わりの中で知り、更にそこで知りえたことを世界中で講演活動をすることで次世代を担う若者たちに伝える、というすごいことをしている方です。

 

ひできさんとは4年ほど前に初めてお会いし、僕が重大な決断をする際には相談に乗ってもらったり、今年の2月にははるばる対馬まで遊びに来てくださいました。

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↑ひできさんと一緒に食べた、ふれあい処つしまのおそばセット

 

 

ひできさんの講演はこれまでに3回、聞いたことがあって、今回はなんと4回目。

「4回も聞いてるんだから、あんまり新鮮味がないんじゃないか!?」と思っていたのですが、今回の講演を聞いてる中で、今まで気づけなかったことにたくさん気づくことができました!!

 

いくつか、心に留まった言葉を書いていきます。

 

【自転車によるまちづくり】

「世界各国で起きている、モータリゼーションによる市街地での交通渋滞。車だらけの街は危険だし、車に乗っている人たちは渋滞の間何も生産的なことができない。時間を無駄に消費するだけで非効率。そこで、市街地の交通を見直す。道路上では車よりも自転車が優先で、車は自転車を追い抜いてはいけない、という法律を作った街もある。そうすると、自動車に乗るメリットはなくなり、皆積極的に自転車に乗るようになる。更によいことに、自転車に乗って体を動かすことで、医療費の削減にもなる。」

 

【世界一危険な街、ブラジル・サンパウロ

サンパウロのスラムに住んでいる子供たちを目の前にして、自分に何ができるか?そこで、自身の力量がわかる。」

サンパウロの”食育”は世界の中でも最先端。貧しい生活の中でもあえて有機野菜を選ぶ人を目の当たりにして、教育が持つ力の大きさを実感した。」

(参考になるか分かりませんが、こんなHPがありました↓)

行政が支えるオーガニック給食 サンパウロ市の挑戦!! | 国際環境NGOグリーンピース

 

 

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ひできさんのお話を聞いていると、自分が知っていると思っていた世界がどれだけ狭かったのか思い知らされると共に、「じゃあ、自分に何ができるの?」ということを考えさせられます。

あっという間の2時間半でした!!

 

 

はい、ということで、久々のブログは少しまじめ(?)でした。

 

あ、ひできさんが主催する「エコツアー」という、ドイツ・フランスの先進的なエコの取り組みを見学できるスタディーツアーがあります。

僕は今年の9月に参加します!

 

 

【エコツアー詳細】

楽安学2016春夏秋ドイツエコツアー募集

環境先進国のエコシステムを楽しく学ぶドイツツアー募集です☆10.26

国際森林認証森見学も☆*最終日から欧州個人旅も可能 帰国はローマ、

アムステルダム、パリ、フランクフルトから選べます 小中高生も参加できます

2016春3.27日-4.4月 36名  残2名  〆切  11.20

夏8.15月-23火   30名  残11名     2016.4.1

秋9.22木-30金   24名  残14名      5.7

*参加希望は早めにメールを☆(季節・名前ふりかな・所属・空港・電話番号)

定員〆切です。 ecohideki@miyazaki-catv.ne.jp  T/F0985.20.6860☆松本英

1日目 羽田・中部・関空・福岡より朝10時頃出発(集合は8時頃)

 香港B出口合流 九龍の街を歩きます 香港00:35発

2日目    フランクフルト朝6:20着 ドイツの新幹線ICE(美・食堂車)

環境首都フライブルク世界一エコホテル泊 エコホテルレクチャー(木質バイ

3日目9:00~環境首都(エコキャピタル)フライブルクレクチャー エコ専門学校

カーシェアリング・ヴォーバン団地 国際森林認証の森(ドイツの森林政策)

4日目 AMフライブルク自由 ごみ発電所クラインガルテン(菜園)

ユーロトラムの街ストラスブール (フランス)へ プチフランス近くホテルETC2泊      

5日目9:00~吉崎佳代子さんレクチャー‘80年代車だらけだったの街の素敵な変身’

11:00~ 運河沿いをサイクリング 19:00~~ホテルで手創りキャンドルパーティ☆

6日目 自由 水の都の遊覧船・ユーロトラムで美術館・EU議会・大聖堂

ハイデルベルク エネルギー削減世界一の美しい街

7日目 終日自由 18:00~最期の夕食会 哲学の道 ハイデルベルク

ハイデルベルクユースホステル2泊 ユース隣バイオマス動物園ZOO

8日目 *個人旅の方はここから欧州自由行動☆  13:55フランクフルト空港発

9日目 6:50香港着 日本の各空港に午後着

旅行代金 航空券+ホテル+列車+朝食含 *サーチャージ等により変更可能性あり。

春&秋 一般¥255,000 学生¥245,00

夏  一般¥285,000 学生¥275,000 

 

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そしてそして、ツアー参加後はスペイン一人旅。

 

 

 スペインの美食の街、サンセバスティアンにまるっと4日間滞在し、ひたすらバルをめぐり、うまいワイン・つまみを飲み食べまくるという、なかなかFATでDBなツアーです。

 

 

 楽しみだ~~~

対馬市 外部集落支援員 募集中! ~①外部集落支援員って、何をするの?~

対馬市が島おこし協働隊(地域おこし協力隊)および外部集落支援員の募集を開始しました!

 

こちら、対馬市役所のHPです↓

対馬市島おこし協働隊及び外部集落支援員を募集します:対馬市オフィシャルホームページ

 

自分自身が集落支援員として働いてきた経験を踏まえ、集落支援員の業務の紹介をしてみよう!と思い立ち、ブログを書き始めたらとんでもない文章量になりそうだったため、3部作で構成することにしました。

 

①外部集落支援員って、何をするの?(序章です)

キャリアパスとしての集落支援員(第二章 二つの塔 的な)

対馬で暮らす楽しさ(最終章 王の帰還

※これまで書いてきた記事はスピンオフ作品「ホビットの冒険」的な立ち位置です。 

 

すみません、この記事とロードオブザリングは全く関係ありません。

久しぶりにロードオブザリングを見たいです、アラゴルンかっこいい。

 

ではでは序章、始まりです。

 

①外部集落支援員って、何をするの?

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(写真は上対馬で開催されている「ろうちえん」のみなさまと)

 

まずは、外部集落支援員の名前の由来から。

「外部」からやってきた人材が「対馬の集落を支援する」から外部集落支援員です。

「内部」で集落を支援する「内部集落支援員」さんもいらっしゃいます。

内部集落支援員は地元の方が任命されるものです。

「一般的な集落支援員さん」=「対馬市の内部集落支援員さん」って感じですね。

 

↓こちら、集落支援員の概要を紹介している総務省のHPです。

http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/img/shuraku_panf.pdf

 

対馬市の外部集落支援員は名前は「集落支援員」でも、やっていることは「地域おこし協力隊」とほとんど同じです。

www.iju-join.jp

 

対馬島外の人材が地域に入り込み、対馬のためになる活動をしている」

対馬市における地域おこし協力隊や外部集落支援員については、そのように認識していただければ問題ないかと思います。

 

ではでは、業務の紹介をしていきます。

 

◎外部集落支援員の業務

対馬市役所HP 外部集落支援員募集要項より引用】

対馬市では、対馬市内の地区や小学校区ごとに、地域特有の課題や資源、ニーズ等に応じた「地域づくり計画」を市民参画のワークショップにより作成することに取り組んでいます。地区や校区ごとの個性や資源、課題を抽出し、生活サービスや実践活動における地域間の連携を高めなが ら、各地区や校区特有の計画づくりを目指しています。 集落支援員の皆様には、外部の視点・経験・ネットワーク等により、市民協働の「地域づくり 計画」の作成と、その計画実行に向けた推進コーディネート役を担っていただきます。(引用終わり)

 

ここでは「地域づくり計画」という、集落ごと・小学校区ごとで、そこに住まう住民と市役所職員とが協働して策定が進められている計画の支援に特に焦点が当てられていますが、集落支援員の活動はそれだけに限りません。

対馬で暮らす方々を直接訪ね、お話を聞かせていただき、その中で浮かび上がってきた「魅力」を伸ばし、「課題」を解決していくことが集落支援員の業務ですので、地域づくり計画という枠組み以外でも、「対馬のため」になるのであれば、自身の自由な発想で地域の方々と共に行動を起こしていくことが可能です。

 

僕自身がどのような活動をしてきたのかは、以下のポスターに詳しく書いてあります。

対馬学フォーラムで作成したポスターです)

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僕と同時期に活動していた集落支援員は僕含め5名いまして(現在は4名)、それぞれ「担当分野」が割り振られており、その中でも僕は「産業・担い手」という分野を担当しておりました。

1年目の主な業務は対馬に暮らす方々から話を聞くこと。

産業の中でも特に一次産業(漁師・農家・山師などなど)に従事する方々や、それをサポートする団体(漁協・農協・森林組合など)、一次産品の加工業者の方々にお話を聞きに伺っていました。

ただ単にお話を聞くだけでは分からないこともたくさんありますので、一緒に船に乗って漁へ出たり(僕は船酔いが酷かったのでほとんど寝ていましたが・・・)、畑で作業をしたり、間伐や林業の作業道を作る現場を見に行ったりもしました。一緒にお酒を飲む機会も頻繁にありました。

そのようにして対馬の方々が僕たちに話してくださった「対馬の現状」は、対馬市の総合計画に反映されています。↓

第2次対馬市総合計画を公表します:対馬市オフィシャルホームページ-市の政策

 

 

2年目には、これまでいろいろなことを教えてくださった地元の方々と共に、対馬の魅力を伸ばし、課題を解決していく、ということを中心に取り組んできました。

(僕のやってきたことはポスターに書いてありますので、そちらをご覧ください)

 

ここで、「観光・国際交流」という分野を担当していた同期の集落支援員が、地元の方と共に企画した「日韓交流会」の紹介をします。

 (長崎新聞のURLを掲載しようと思ったのですが、この新聞記事のページがなくなってしまっていたので、文章で紹介します)

 

【以下、長崎新聞 2015年12月18日付 朝刊 県内版より引用】

韓国人観光客と草の根交流

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 近年、急増する韓国人観光客と草の根の交流を深めようと、対馬市厳原町の日韓の商店主らが、対馬国際交流実行委員会を立ち上げ、島民や観光客が気軽に参加できる交流会を開いている。今後は、対馬の風習や文化を分かりやすく伝えるガイドブック作製を目指しており、さらに親交を深めようと意気込んでいる。

 対馬では2011年、韓国・釜山港との定期航路に船舶会社が相次いで参入し3社が競合。「近くて、安く行ける日本」として人気が高まり、昨年度は過去最高の約19万人の韓国人が来島した。

 こうした中、急増する韓国人に戸惑う島民もいる。町づくりを支援する同市の外部集落支援員、楠高幸さん(29)はこの春、市内の商店主にヒアリング調査を実施。「マナーや文化の違いから韓国人にマイナスイメージを持つ島民がいる」「日韓市民が交流できる場所が少ない」-などの意見が寄せられたという。

 このため、楠さんは「互いの文化や風習について、楽しみながら学べる場をつくりたい」と今年5月、対馬で店舗を営む日韓の商店主らと同実行委を発足。これまで、対馬で暮らす日韓市民や韓国人ツアーガイドらを招き交流を重ねてきた。

 12日に対馬市厳原町であった交流会には、韓国語を学ぶ島民や、韓国人観光客ら約20人が参加。浴衣を着て、対馬の郷土料理「いりやき」をつつき、地酒を飲みながら会話を楽しんだ。韓国・済州市から訪れた消防士のヤン・チョンヒョンさん(34)は「文化の違いが面白い。対馬にはまた来たい」と赤ら顔で笑った。

 実行委のメンバーで、島おこしに取り組む鍵本妙子さん(55)は「多くの日本人や韓国の人に異文化に触れる面白さを味わってほしい。交流を通じて対馬のさまざまな魅力に触れてもらいたい」と話した。

 

(引用終了)

 

このように、枠にとらわれることなく、自由な発想と地元の人たちとの強力な連携で活動ができるのも、外部集落支援員の強みではないのかなぁ、と思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?

若干支離滅裂で、具体性に欠けるかなぁ・・・というところはありますが、そこはご愛嬌で!笑

もっと詳しく知りたい!という方はコメントなりくださればその都度お答えします。

 

ではでは、②キャリアパスとしての集落支援員 に続きます。

次回更新まで、しばらくお待ちを・・・。

対馬 → 静岡 、 社会人(仮) → 学生

1ヶ月ぶりのブログ更新です。

静岡へ帰ってきて・復学してからもう1ヶ月が経ってしまいました。

 

3月から4月、そして5月まで、めまぐるしく自分の置かれていた環境が変わりました。

離島から街へ、九州から東海へ、一軒家からワンルームのアパートへ、社会人(仮)から学生へ。

対馬での暮らしが夢の中だったのか、はたまた今暮らしている静岡が夢の世界なのか。

4月の一ヶ月間は、とりあえず目の前の環境に慣れることに精一杯だったためなかなか心に余裕が持てなかったのですが、5月になり、ようやく落ち着いてきました。

 

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静岡大学農学部はこんな感じです。

最近、建てかえられてぴっかぴか!オシャです。

 

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対馬ではフィールドワークが主だったのですが、今は実験室にこもっている時間が長いです。

有機化学の世界はおもしろい!

 

 

 

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静岡でも、自炊を楽しんでいます。

対馬で身についた旬を味わいつくす力、静岡でももっと磨きます。

4月はしらすの時期。スーパーに行けば獲れたばかり・加工されたばかりの新鮮な釜揚げしらすが手に入ります。

ふわっふわでおいしい!

ごはんの上にたっぷりの釜揚げしらす、刻んだ大葉・ねぎ、生卵を乗せ、ポン酢をたらりと垂らすだけで、と~~~ってもおいしいしらす丼のできあがり。

簡単贅沢朝ごはんです。

 

 

 

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ごはんに乗っけてもおいしいのですが、この間はパスタにしてみました。

名づけて、春キャベツとしらすのアンチョビソースパスタ!

しらすの風味・味を、アンチョビが引き立ててくれました。

 

 

静岡に帰ってくるまでは、「同級生はほとんど卒業しちゃっててさびしいなぁ、孤独な学生生活を送ることになるのかなぁ・・・」と不安でいっぱいでしたが、幸いにも大学の後輩たちや就職した同期、大学に残っている同期たち、大学の先生方、対馬で縁のあった方々が声をかけてくださるおかげで、なんだかんだ楽しくやっております。

 

地元に帰ってきて思うこと

対馬での暮らしが終わり、実家のある愛知県蒲郡市へ帰ってきました。

3月27日(日)に対馬からフェリーに愛車と共に乗り込み、福岡からひたすら車を走らせて実家まで帰ってきました。

 

 福岡から愛知県蒲郡市の実家までは、なんと800kmもあります。

博多港に到着したのが13時、その後は高速道路に乗り込みひたすら運転。

23時30分ごろ、新名神高速道路の土山SAで1時間ほど仮眠をとり、28日午前2時ごろ、ようやく自宅に到着しました。

 

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出迎えてくれた実家のねこさん。メイちゃんです。

録画したガンダムの最終回を、一緒に見ました。

 

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僕の家の近所です。

海がすぐ近くにありますので、その点は対馬と似ています。

 

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昨日は、蒲郡駅の地下にある焼き鳥屋さんへ、じいちゃんと行ってきました。

10席ほどしかない店内。香ばしい煙、飛び交う三河弁。

三河弁を聞くと、どこかほっとするし、「帰ってきたなぁ」という気分になります。

 

これまで、いわゆる「地域づくり」ということをしてきた中で、

「地域の資源は○○だ」「この地域のいい所は○○だ」という話を聞くことが幾度となくあったわけですが、自分の暮らす・暮らしてきた場所のいいところって、言葉にはできない良さや、なんだか「ほっ」とするところがあるんですよね。

体が、その地域の「風土」を覚えているのでしょうか。

 

「風土」という言葉が最近のマイブームです。

「地域」という言葉だけで話をしていると無機的な雰囲気になってしまいますが、「風土」という言葉が入ることでその地域の自然環境の中で育まれてきた文化や人間性が表現される気がしています。

 

「地域の資源を生かして六次産業化を!」「この地域は○○年後に消滅する!」などなど、「地域」という言葉が主語となって様々な意見が叫ばれている今日この頃。

自分自身も、そういった話が身近な業界にいましたし、今後もかかわっていくことになるでしょう。

 

 

・・・と、なんだかかっこつけたこと言ってますが、結局言いたいのはこれです。

 

 

 

「実家、落ち着く。」

女連の立岩は、かっこいい。

 

引っ越し準備が終わりません。

3月27日にはフェリーに乗って島外に出るのに、まだ終わってません。

相変わらず、引っ越しは苦手です。

 

 

さてさて、先週の土曜日に島おこし協働隊の方々と一緒に北部対馬(上県町・峰町西岸)満喫ツアーをしてきました。

主に、史跡・名勝を見てきましたよ~~~

「住人になると、史跡や名勝を見に行こうというモチベーションが上がらないこの不思議をぶちやぶろうぜ!」的な、超破天荒なツアーです。

 

 

上県町志多留から始まり、田ノ浜、越高、中山、女連をまわり昼食をとり、最後は峰町木坂でしめるという風変わりなツアー。

 

中でも「すっげ~~~~~~~!やっべええええ~~~~~~!」と思ったのは上県町女連の「立岩」。

女連はココ↓

 

 

…そういえば、「女連」って、なんて読むと思いますか?

これで、「うなつら」って読むのです!読めない!

対馬の地名、難読なものや変わったものがとても多いですが、その中でも女連の難読度はマーズランキングで言えば5位ですね、ミッシェルさんレベルです。(ちなみに一位は豆酘)

 

女連地区にはお仕事でも何度か関わったことがあり、何度も足を運んでいるにも関わらず、「立岩」を見るのはこの日が初めてでした。

 

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海と陸の際に築かれたコンクリートロードを歩くこと10分ほど。

 

 

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でで~~~~ん。

そうです、これが女連の立岩です。

 

いや~これはかっこいいすねぇ、ミレニアムファルコン号が地上に突き刺さったような形です。

ちなみに、これ↓がミレニアムファルコン号のエンジンです。

よ~く見ると、ヤンマー製でした。

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立岩、かっこいいですねぇ。

裏から見ると、こんな感じ。

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うん、なんだかやさしい雰囲気ですね、ウミガメの背中のような。

岩肌の褐色と、植物の緑のこんとらすとが素敵ですね。

 

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赤いのがワタシです。

サイズ感、お分かりいただけるでしょうか??

 

立岩、想像以上にでっかくて、荒々しさの中に優しさのある素敵な岩でした。

また遊びにきてみたいなぁ。

 

立岩にたどりつくまでの道のりの中にも、楽しみがあります。

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こんなにぎざぎざな岩肌。

これもかっこいいですねぇ。

アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の主人公機・ガンダムバルバトス第6形態で使用されている、あのごっつい武器さながら!かっこいいいいいいい!

 

 

そんなこんなで、楽しい週末でした。

春が来た!!

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春が、来た!

冬の寒さがようやく勢いを弱め、春の暖かさに包まれる日数が増えてきました。

 

対馬でも、車を走らせていると道路沿いの早咲きの桜がきれいな花を咲かせているのを見かけるようになりました。

殺風景だった冬山の景色に、鮮やかな彩りがぽつり、ぽつり。

 

「春」ってだけで、気持ちが盛り上がります。(単純だなぁ~)

 

上県町佐須奈 では、数年前に植樹された河津桜が見頃を迎えていました。

遊歩道沿いに植樹されているので、春のお散歩コースには最適です。

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この写真を撮影したのは先週なので、まだまだ花は散っていないんじゃないかなぁ。

 

次はゲンカイツツジの時期!

入り組んだ浅茅湾沿岸に咲くゲンカイツツジは、とても美しいです。

春の対馬の風物詩!・・・なのかな?

 

対馬を離れる日まであと2週間を切りました。

最後まで、駆け抜けます。