さくたろうのぶろぐ

2年間大学を休学し、長崎県の離島・対馬で地域づくりのお仕事をしてきた。現在はただの大学生となったさくたろうのぶろぐ。おいしいものが好き。

厳原町 佐須地域へ行ってきた

今年度一年間、座談会でのファシリテーター・書記役の一人として、僕が関わってきた地域・佐須。

佐須(旧・佐須村のことを、今でも総称して「佐須」地域と呼んでいます)は対馬市厳原町の南西部にある地域です。

下県郡 - Wikipedia

 

座談会のときに「対州鉱山」や「サンセットロード」なるものが地域資源として挙げられていて、気になったので見てきました。

 

こちら、対州鉱山。↓ 

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山肌にうっすらと、廃坑が見えます。

明け方に見に行くと、ちょうど太陽の光で山肌が照らされ、きれいに見えるそうです。

 

対州鉱山に採掘されていた鉱石↓

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そしてそして、上槻(こうつき)サンセットロードにも行ってきましたよ。

上槻(こうつき)は対馬市の西側に位置しているため、夕日がきれいに見えるのだそう。

 だいたいこのあたり。↓

 

 

 

夕暮れ時、「どんな夕日が見えるのだろう!?」と心膨ら車を走らせました。

 

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お!?

きれいに見える予感・・・!

 

 

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う、う~ん・・・。

まん丸できれいな夕日が見えるのでは!?と期待して行ったのですが、、、

きれいな夕日に出会うのはなかなか難しいですね。

 

対馬は南北に長い島、つまり、西側に位置する地域がたくさんあるということ。

集落ごとに、夕暮れ時の表情が違って、とてもおもしろいです。

 

また今度、リベンジします。

 

上県町 佐須奈地区で食べたおしいもの

 

先週、上県町佐須奈地区へ行ってきました。

佐須奈の場所はこちらです↓

対馬の北部にある集落で、昔は朝鮮半島との貿易でかなり栄えていたらしい。

今で言うところの税関のようなものもあったのだとか。

 

食文化の伝承に関する調査に同行させていただき、地元のお母様たちが作ってくださった料理を、ちゃっかりごちそうになってしまいました。

【食の力】郷土料理 知恵の結晶 対馬の伝承状況 九大准教授調査 「“絶滅”防ぐきっかけに」 - 西日本新聞

 

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・・・うん、写真を見るとおいしさの記憶がよみがえります。

 

上の写真の左側に写っている料理が

 

「具そうめん」

 

というもの。

名前の通り、具の乗ったそうめんです。

時間をかけず、たくさんの量を作る事ができるので、お葬式の時などによく作るお料理だそうです。

スープは干しシイタケ・地鶏のダシを使ってさっぱりめの味付け、上に乗っける具は甘辛い味付け。

スープと具の味の違いがおいしい!

調子に乗って、おかわりしました。

 

他にも地元の食材を豊富に使った料理を食べさせて頂きました。

全体像はこんな感じ。↓

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お漬けものの左隣に写っているのは「こうこも」の加工品たち。

(※こうこも・・・対馬ではさつまいものことをこのように呼びます。食糧難の時代をさつまいものおかげでなんとか乗り切ることができたことから「孝行芋」と呼ばれるようになり、それがなまって「こうこも」と呼ばれているらしい。)

 

他にも、ひじきの煮物や

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卯の花などなど。

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なんだか、懐かしい気持ちになれる料理をたくさんいただきました。

 こういうお料理を、自分でも作れるようになりたいなぁ。

ブログをはじめてみようと思う。

f:id:sakusakusakutarou:20160206183427j:plain某先輩のFB投稿を見ていたら、ブログをやってみたくなりました。

 

桜庭です。

 

テーマは、決まってません。

日常の暮らしの中で感じたこと、あったできごとを、ちょいちょい発信していこうかと思ってます。

 

対馬にいられるのも残り2ヶ月をきりました。

とりあえずはこのブログに、思い出を残していきます。

 

写真は、昨年初めてシーカヤックを体験したときのもの。

この日の浅茅湾は波も風もなく、まるでゼリーの上を滑っているかのような感覚でした。